株 初心者

初心者でも出来る株投資

株投資を始める、その前に

 株を始めるキッカケは人それぞれだと思います。「銀行に金利は低いから」「資産を少しでも増やしたいから」「ネットビジネスをして副収入を得たいから」「老後の不安から」…。まっ、一言で言えば、「お金」ですかね。
 でも、不安もあるでしょう。「株は怪しい」「一部の投資家だけが儲かって素人は損するんじゃないか」…。こう思うのは、「分からないことが分からないから、なんだか分からないけど不安」というのが理由だったするのではないでしょうか。
 確かに、株にはリスクがあります。だから、必ず儲かるという方法はありません。しかし、損しない方法はあります。どういうことかというと、得をすることもあれば損することもあるけど、トータルで見ると得をするという方法です。
 株投資について学ぼうと思うと、無限に勉強しないといけません。私がお思うに、その理由は「投資スタイル」にあると思います。1日で売買を成立させるデイトレード、数日から数週間で売買を成立させるスイングトレード、その他ほか長期保有を目的としたトレードがあり、それぞれに銘柄選定や売買スタイルがたくさんあります。僕の経験ですが、一通り勉強して「で、どうすればいいのかな?」と思いました。初心者の方には、同じように感じる方が多いと思います。
 そこで、ここでは、株を始めるキッカケになるようなことをお話したいと思います。あれもこれではなく、「入り口を簡単に」の感じでお話しますので、抜けているところは他でカバーしてください。

取引スタイルについて

 取引についておさらいしましょう。と、いうのは、取引のパターンに少し関係あるからです。取引のパターンを、売買を完結させる期間に応じて、短期(デイトレード)、中期(スイングトレード、長期トレードに分けられます。
 短期(デイトレード):基本的には翌日に持ち越さずその日の取引時間中に売買を完結させる取引です。そのため、基本的に取引時間中は市場から目が離せません。パソコンの画面の前で張り付いていないといけませんから、会社勤めしている人など時間が自由にならない人には難しい(出来ない)取引といえます。
 中期(スイングトレード:2日〜1週間、長くて1ヶ月くらいの間を取引期間として行う投資のことをいいます。
長期トレード:おおむね6ヶ月から1年以上の保有を想定している取引をいいます。株の売買というより株主優待を目的にしている人が多いです。
※純粋に株主優待の取得だけが目的なら権利付き最終日に株を保有し権利落ち日に手放してももらえます。詳しくは証券会社ホームページなどで確認してください。

 

 取引には、2種類に現物取引と信用取引分けられます。
 簡単にその違いをいいますと、現物取引とは、自分自身が株を保有し、その保有している株を売買するということです。企業が定めた配当や株主優待などがいただけます。信用取引とは、証券会社から資金や株を借りて売買を行うことが出来る取引をいいます。どうして、こいうことが出来るかといいますと、証券会社に一定の保証金を預けることで出来る訳ですが、信用取引は、配当や株主優待などもらえませんし、6ヶ月以内に手仕舞いしなければいけません。
 デイトレードとスイングトレードには信用取引を利用している方が多いようですが、長期トレードでは現物取引を利用します。
 

証券会社について

 株投資を始めるには、証券会社で口座を開設しなければなりません。ここでは、証券会社についてお話します。証券会社のは2つのタイプに分けられます。それは、ネット証券と総合証券と呼ばれるものです。ネット証券は手数料など費用が安いのに対して、総合証券は費用はネット証券より割高ですが、株取引で相談したいことがあれば担当者に相談することが出来ます。
 これから株投資を始めようと思う方には、手軽に始められる手数料の安いネット証券を勧めます。特に、デイトレードやスイングトレードをする方は、ネット証券がいいでしょう。これから3つの証券会社を紹介します。もちろんそのほかにも証券会社はたくさんありますが、手数料や、使いやすさからまず、これらの中から1から3社で講座を開くことをお勧めします。

 

SBI証券

初心者の方にとって、手数料、使いやすさ、サポートなどバランスの取れた証券会社といえます。特にお勧めなのが、HYPER SBIという高機能かつ強力なトレーディングツールです。株取引をストレスなくかつ迅速に行えるだけでな保有資産の管理なども出来、使い勝手のよいツールです。
SBI証券

楽天証券

SBI証券と同様に初心者の方にとって、手数料、使いやすさ、サポートなどバランスの取れた証券会社といえます。楽天証券にもトレーディングツールはあります。Market Speedといいます。SBI証券のHYPER SBI と比べて使いやすいほうをお選びください。
楽天証券

ライブスター証券

この証券会社の売りはなんといっても、取引手数料の安さにあります。取引額にもよりますが、特に、信用取引では際立っています。また、取引についても、予め、株価を指定することで利益と損失を同時に確定しておくことができます。つまり、利益を逃さず、損切り躊躇せずに出来るというわけです。ライブスター証券にもlivestarRというトレーディングツールがあります。
ライブスター証券 

 

 3つの証券会社と手数料を表にまとめました。ただし、取引金額が300万円超については、各証券会社のホームページで確認してください。また、手数料は変更することがありますので、取引する前に必ず証券会社ホームページで確認してください。

 

 

 

 

取引について

 やってみると分かると思うのですが、数千銘柄ある中からどの銘柄を選び、いつ売買するかが分からないと悩む方がいます。ある人が言ってましたが、「株価なんて上がるか下がるか2分の1です」と…だけど、現実はそうはいきません。人間には欲があります。株価が上がれば、「もっと上がるんじゃないだろうか」と思いますし、株価が下がれば「明日には上がるんじゃないだろうか」と淡い期待を抱きます。で、思ったとおりに行かず、大損するわけです。だから、勝率が2分の1という結果には、簡単にはならないのです。
 そういった「人間の欲」を抑える方法があればいいのですが、完璧な方法というものはありません。そこで、私がしている誰でも出来そうなことをここで紹介します。
 それはルールを決めることです。そのルールに従い株の取引をしていきます。それだけです。例えばこんな感じです。取引は数日から2週間をめどに手仕舞いする。損益については、利益は8%、損失は−5%とする。銘柄の選定は一定の条件でスクリーニングで決める。つまり、出来るだけ自分の主観を省いて株と対峙するということです。素人の主観では、海千山千のプロの機関投資家にはとてもかないません。ちなみに、注文や損益の指定については、ほとんどの証券会社で逆指値注文が出来るのですが、ライブスター証券ではさらに、OCO注文IFO注文IFDO注文があり、注文から損益の指定まで一度に出来ます。ここでは、その説明は省きますが、これは便利ですので、興味のある方は口座を開いた上でライブスター証券で確認してみてください。
 スクリーニングについてもお話しておきます。スクリーニングは、多くの証券会社が口座開設者に対し提供しているサービスです。また、インターネットで検索すれば様々なところでスクリーニングが使えることが分かります。私はSBI証券のスクリーニングを利用していますが、機能としては十分です。口座を開けば誰でも無料で利用できますので試してみてください。条件の一例を書いておきます。

 

PER:10倍以下 PBR:1.5倍以下 ROE:5%以上 経常利益変化率(今期):5%以上 平均売上高変化率:5%以上 課主資本比率:50%以上

 

40から50銘柄が抽出されると思います。それらの銘柄を四季報やチャートを参考にさらに絞るのです。私は、SBI証券のHYPESBIのチャートからウィリアムズ%Rがー80を超えたら買い、MACDがゴールデンクロスしたら追加買いなどとしてます。いろいろ試したらよいかと思います。

 

 初心者の方は、いきなり株式の売買をするのではなく仮想取引を1ヶ月程度やってみることをお勧めます。というのは、自分のやり方が自分に本当に合っているか、それで利益を出せるのかを自分自身で判断するためです。株は自己判断・自己責任で行います。ですから、あわてず十分悩んで試してから実際取引をされるのが望ましいかと思います。

 

 

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